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2025年11月7日
「トップ100のうち7割が半値以下」──仮想通貨市場、ギャラクシーが示す“静かな崩れ”

米ギャラクシー・デジタルの最新レポートによると、仮想通貨時価総額トップ100銘柄のうち72銘柄が、過去最高値から50%以上下落していることが明らかになった。
同社はこの現象を「市場全体の表面上の安定とは裏腹に、構造的な弱さが進行している兆候」と指摘。特に中堅アルトコイン層で投資家の資金離れが進んでおり、メジャー銘柄(BTC・ETHなど)に流動性が集中しているという。
また、DeFi・NFT関連トークンでは、2021〜22年の熱狂期と比べて出来高が90%近く減少。ギャラクシーは「市場は“淘汰フェーズ”に突入しており、生き残るプロジェクトと消えるプロジェクトの差が急速に広がっている」と分析している。
ただし一方で、ビットコインETFやトークン化資産など機関投資家の関心領域は拡大しており、市場の主導権が“個人投資家中心”から“金融商品中心”へと移行しつつある点にも注目が集まる。
ギャラクシーは最終的に「これが新たな成長サイクルの“再構築期間”になる可能性がある」と結論づけた。







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