米仮想通貨専門の定量取引企業プレストの研究責任者ピーター・チャン氏は、ビットコインが2025年末までに21万ドル（約3,000万円）に達する可能性を示唆しました。チャン氏は、ビットコインが「デジタルゴールド」としての価値を持ちながら、リスクオン資産としての側面も持つ点に注目しています。

この見解は、ARK Investmentのレポート「Big Ideas 2025」とも一致しており、同社はビットコインが2030年までに30万〜150万ドルに達する可能性を指摘。機関投資家の資金流入や、金に代わる安全資産としての評価が、価格上昇の主な要因とされています。

一方で、価格の予測には複数の要因が絡むため、投資判断には慎重な分析が求められます。今後のビットコインの動向は、金融市場やマクロ経済の影響を大きく受けることになりそうです。