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2025年11月5日

ビットコイン一時10万ドル割れ MEXC・Balancer不安と米IT株急落が重荷に【マーケットレポート 11/5 AM9時】

5日午前9時時点の仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)が一時10万ドルを下回り、円ベースでは24時間で約140万円下落した。背景には、MEXC取引所およびBalancerプロトコルに関する信認性・流動性不安が依然として解消されていないことに加え、米株市場でのITセクター失速がリスクオフを誘発したことが挙げられる。



■ 11月4〜5日の相場動向


現物市場では、成行売りが下落を主導。特に心理的節目の10万ドル接近時に損切り注文が連鎖的に発動し、急速な価格下落が進行した。

オーダーブック分析によれば、10万ドルの厚い買い板が崩壊した一方で、9万4千ドル付近に新たなサポート帯が形成されている。現値から上方には明確な厚い板がなく、ショートカバーが発生した場合は急反発の可能性も残る。


デリバティブ市場では、先物価格が現物を下回る「バックワーデーション」が確認されており、需給の引き締まりが進んでいる状況だ。これは一時的なショート解消(買い戻し)による反発上昇の余地を示唆している。


オプション市場では、依然としてプットコールレシオが高水準にあるが、直近ではやや低下傾向を示し、「反発を意識する投資家心理」の芽生えが見られる。



■ 現状分析(11月5日 AM9時時点)


ビットコインは短期的にショートカバー主導の反発局面に入る可能性がある一方、根本的な下落要因である


  • 大手CeFiの信頼低下(MEXC)

  • Balancerハッキングに伴う流動性不足


    の問題は依然として解消されていない。



さらに、今回の下落が「FTXショック(2022年11月)」からちょうど3年後に起きたことも、投資家心理の悪化を助長している。

したがって、短期的なテクニカル反発はあり得るものの、本格的な上昇トレンドの再形成には時間を要する見通しだ。



■ 今後の注目イベント


  • 11月6日(火):英中銀政策金利発表

  • 11月6日(火):米雇用統計

  • 11月14日(木):米小売売上高(※政府閉鎖で遅延の可能性あり)


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